福田病院について

理事長挨拶

妊娠・出産は女性の大切な1ページです。
その1ページをより輝いたものにし、
より豊かなものにする為にスタッフ一同
精進します。

理事長 福田 稠  Fukuda Shigeru

福田家の医業は1706年、福田家初代福田道朴が、長崎で医学を学び、肥後細川藩の御典医として招聘されたのが始まりです。福田病院は、福田家第6代杏春の四男福田令寿が、イギリスのエディンバラ大学で産婦人科を学び開設したものです。爾来、『産婦人科医療を通して女性の幸福に貢献する』をモットーに歴史を重ねてきました。現在では不妊治療から婦人科、さらに周産期医療など幅広く女性の健康を守る働きを展開しています。特に周産期医療では地域周産期母子医療センターの認定を受け、地域の周産期医療の一翼を担っています。出産は、病気や怪我の様なアクシデントではなく、多くの女性が経験する人生の一頁です。その女性の大切な一頁を、単に母子の安全にとどまらず、より輝いたものにするため、さらに女性の人生をより豊かにするため、今後、精進して行きたいと思っております。皆様の御支援をお願いします。

理事長 福田 稠

病院長挨拶

妊娠、出産、子育てという
女性の幸せの1ページに貢献できる
医療を提供したいと願っています。

病院長 河上 祥一  Kawakami Shoichi

福田病院は1907年に設立され、医療を通じて女性の幸福に貢献する事を目的とし、その時代に応じて、地域医療の一翼を担って来た女性専門病院です。 「安全・安心・快適」をスローガンに、母子の安全を守るため、高度先端医療に取り組んでいます。100年以上もの間地域医療の一端を担ってきた歴史の中で、私たちはいのちの重さ、命の尊さを、誰よりも強く知っています。地域周産期母子医療センターとして、MFICU、NICUを併設し、ハイリスクの妊婦と赤ちゃんを県全域から24時間体制で受け入れています。また安全性の追求だけではなく、女性のトータルケアを目指して施設やサービスの拡大を続けています。ご入院中の患者様専用の3つのレストランをはじめ、ラウンジ、ジム、プール、エステまで、様々な施設をご用意しています。さらに、妊娠、出産、育児への応援を病院全体で行っており、母子サポートセンターを設立し、特別養子縁組にも取り組んでおります。地域文化交流会館「寿心亭」は、地域の人や伝統文化の交流の場としても利用していただきたいです。
妊娠、出産、子育てという女性の幸せの1ページに貢献できる医療を提供したいと願っています。

病院長 河上 祥一

理念と基本方針

病院の理念

  • 私たちは高度で最先端の医療を追求します
  • 私たちは患者様の権利を尊重し、人間的で暖かい医療を提供します
  • 私たちは社会医療法人として、地域の人々の幸せに貢献します

基本方針

  • 医療の進歩に対応できる人材育成のため、知識、技術、人格を高める環境を整えます
  • 医療機器、設備、施設の整備と充実を図り、患者様に安全で快適な環境を提供します
  • 地域周産期母子医療センターとして、常に体制の充実を目指します
  • 各機関との連携を図り、地域の皆様の要望に応える医療の提供を行います

患者様の権利

  • 患者様と医療者との相互の信頼、協力関係のもとで良質な医療を平等に受ける権利を尊重します
  • 患者様の病状や治療方針について、十分な説明を受ける権利を尊重します
  • 患者様が受ける医療について、自ら決定する権利を尊重します
  • 患者様のプライバシーが保護される権利を尊重します

患者様の責務

  • 最適な検査や治療を受けるために、ご自身の健康、病状に関する情報を医療者に正確に提供する責務があります
  • 診断や治療にあたって積極的に理解し協力する責務があります
  • 病院が定めた規則や社会的ルールを守り、職員や他の人々へ迷惑を掛けない責務があります
  • 災害時等やむを得ない事情の場合、診療の中断を了承し、職員の指示に従い協力する責務があります。

令和6年4月1日 継続

インフォームドコンセント

インフォームドコンセントとは、医師あるいは、医療従事者が患者様の病名や病状、行おうとする検査や治療について十分な説明をし、患者様自身が、その説明内容を理解し、納得・同意したうえで検査や治療を受けることです。当院では、インフォームドコンセントの充実を常におこなっております。

  1. 医療の内容、その危険性及び回復の可能性について患者様・ご家族様が理解できる言葉で説明を受け、十分な納得の上での同意のもとで適切な医療を選択し受けることができます
    • 医師の説明を納得された上で、今後の治療内容についての同意をいただきます。
    • 説明内容によっては、患者様・ご家族様の意思により治療を拒否する選択もあります。また、拒否されても不利益を生じることはなく、今までと同様な医療を受けることができます。
    • 説明内容が分かり難い場合は、その旨をお申し出ください。
    • 患者様・ご家族様は医療のどの段階においても別の医師の意見(セカンドオピニオン)を求めることができます。
  2. 患者様・ご家族様は、今受けている医療の内容についてご自分の希望を申し出ることができます。
  3. 入院された方には、入院時に入院診療計画書をお渡しします。入院診療計画書をもって、入院後の検査ならびに治療の説明とさせて頂きます。また、手術や誘導分娩等については、別途、説明同意書を用いて、説明致します。緊急性が高い場合、または、 治療方針が決まっていない場合は、入院診療計画書ならびに説明同意書のお渡しが遅れることがあります。
  4. 退院時に退院療養計画書をお渡しします。退院療養計画書をもって、退院後の方針説明とさせて頂きます。
  5. 患者様自身が18才未満の場合や、判断能力がない場合には、ご家族に対して上記1~4を行います。

令和6年4月1日 継続