2004年と2005年 ART妊娠成績
2005年に当外来で妊娠された方は380名、2年以上115名、です。(2004年は妊娠:349名)
下記のグラフは,どのような治療契機で妊娠に至ったのかをグラフ にしたものです。
妊娠内訳(2005.1.1~12.31)
上部のグラフは不妊期間が2年以上の方の内訳です。
体外受精、顕微授精、凍結胚移植などのART(補助生殖医療)や排卵誘発+人工授精の占める割合が高くなっています。
不妊治療期間(2005.1.1~12.31)
上部のグラフは卵管造影、タイミング法、黄体補充法などの検査や飲み薬の治療で妊娠された方、 排卵誘発+人工授精で妊娠された方、またはそれ以上の治療(体外受精、腹腔鏡など)で妊娠された方がそれぞれ 1/3 ずつを占めています。
平成14年1月から平成16年12月までの3年間の体外受精・顕微授精・人工授精の妊娠率をグラフにしたものです。
培養液が改良された平成15年以降は妊娠率が高くなっていますが、顕微授精では平成15年より平成16年が低くなっています。原因は現在究明中です。
体外受精・顕微授精・凍結胚移植での年齢別妊娠率をグラフにしたものです。
39歳以下の妊娠率は約50%で、40歳以上では低くなっています。43歳以上では7名の方に胚移植を行い、1人の方が妊娠されました。
平成16年、当外来の治療において妊娠された方
最高年齢妊娠 44歳(体外受精)
最多胚移植回数 6回
人工授精最多回数 6回
2004年 生殖補助医療技術妊娠率
人工授精
福田病院 : 12.0%
全国平均 : 10.0%
体外受精
福田病院 : 55.6%
全国平均 : 26.8%
顕微授精
福田病院 : 32.8%
全国平均 : 25.4%
凍結胚移植
福田病院 : 49.1%
全国平均 : 25.9%